シーチキン−Wikipediaより
ちょっと俗っぽい話ですが、
先日、今年一くらいびっくりした記事を見ました。
それは「あなたのツナ缶は、マグロではなくカツオかもしれない」というもの。
ツナは英語でマグロのこと。
だから、勝手にツナ缶=マグロと思っていましたが、実はカツオが入っていることもあるんだよー、という内容でした。
最近、オメガ3を意識的にとろうと、サーモン、さば、ぶりを中心にたまに水煮のツナ缶も買っていた私は、思わず
えええええ?!そうなの?!
と、小さく叫びました。
みなさんはご存知でしたでしょうか。
当たり前だよ、と思う方もおられるかもしれんませんが、
今回は、案外知られていないツナ缶の種類や由来をご紹介。
実は世界的には、ツナ缶はカツオの方が主流!
Wikipediaによると、カツオは英語で「skipjack tuna」。
「ツナ」と名のつく通り、そもそも欧米では、漁法も使い方も似ているのでマグロもカツオも一緒くたにしているんだとか。
だからなのか、日本では、はごろもフーズさんが商品名をツナ缶じゃなくて、「シーチキン」としていますよね。
その由来は、鶏肉のささみっぽいから。
「シー」「チキン」 → 「 Sea」「 Chicken」というわけです。
また、スーパーに行ってみるとカツオのツナ缶の方が陳列数が多いのですが
実は、世界的にはツナ缶はマグロよりカツオの方が主流になっています。
理由は2つ。
- 世界的にマグロの値段が高騰している
- マグロの種類にもよるが、カツオの方が値段が安め
ツナ缶でよく使用されるマグロの種類については、記事にこのように書かれています。
ビンナガマグロはホワイトミートと呼ばれる上級品。一方、カツオはライトミートと呼ばれる普及品。原料の相場が倍くらい違います。キハダマグロとカツオは同じくらいの価格。淡白な味わいで料理に合わせやすいキハダマグロに対し、カツオは「マイルド」と表現されます。
カツオは「マイルド」なんだそうです。
さぁ、これを知って、もう一度上のツナ缶の写真を見ていただくと、あなたにもどのツナ缶がカツオが分かるはず。
私は答え合わせのために、帰りにスーパーの缶詰コーナーに寄りました。
が、手にとってびっくり笑
ものすごく分かりやすく「カツオ」か「マグロ」かが側面に書いてありました。
若干、騙された?みたいな気になっていましたが、
どうやら私がちゃんと見ていなかっただけだったよう。
固定観念って怖いですね〜笑
まぁでも、そもそも大きい魚のマグロは水銀が多いかもしれないからかつおの方がいいよ、という意見もあります。
それほど気にしない方は、どっちのツナ缶でも問題ないかと思います。(結論)
ちなみに、シーチキンの油漬けの油は、ほとんどが体に良くないサラダ油や大豆油などの油。
含まれるリノール酸と摂りすぎると、体の炎症にもつながることが科学的に分かっていますので、買われる方は、水煮を買われるのが一番です。(まぁ、もちろんベストは生の魚)
ぜひお試しください。